Webベースのサービスに「MAU」を使う違和感

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検索誘導もあるし、会員制でもなければ分母がないので「MAU」って違うよね、「ユニークユーザー」でいいじゃんって話


こんな発表をみました。

旅行キュレーションプラットフォーム「Find Travel」サービス開始1年で月間アクティブユーザー数1200万人を突破|株式会社Find Travelのプレスリリース

実数としての1200万人については、元切込隊長が切り込んでいますので、そこには触れないですが。

「月間アクティブユーザー」というのは、非常に違和感を感じてます。
理由としては、アクティブの反対はアンアクティブ(日本語では非アクティブ)であり、それに当たる数値はどれにあたるのか、という理由からです。

非アクティブが日本国民の人口なのか、それとも世界人口なのか、仮にそうだとすると、子供からお年寄りまでが対象ユーザーなんでしょうかね。

MAUという定義は、ソーシャルゲームが流行ったあたりに出てきたキーワードだと記憶しています。
その場合の非アクティブは、そのアプリをインストールした、またはそれに近い行為(join)だったりかと。
それが分母となり「アクティブ」や「マンスリーアクティブユーザー」「アクティブ率」という言葉が定着したのだと思います。
同様に、スマホアプリでも「ダウンロード数」が分母であり、ダウンロード数を分母にアクティブユーザーを出し、アクティブ率を見せているのだと思います。

そう考えると、会員制のWebサービスで分母を会員数にしないかぎり、永遠にアクティブは伸びていく数値になります。加えてアクティブ率はどう判断するんでしょうか。

・・・ということを考えておりましたところ、いつの間にかGoogle Analyticsで「アクティブユーザー」というものができていて面食らっております。まぁこれは期間中に訪れたユーザーアクティブとして出してるようですね。


順調に推移していますね。


サイトの特性上、当然のことながら検索流入が多いですね。いづれのタイミングで日本の人口が超えてしまいそうですが、その場合はなんと説明するのか今から楽しみであります。

というところで、最後はこれ。

プレスリリースで「MAU」と表現したにもかかわらず、媒体資料では「月間ユニークユーザー突破」と書いてありました。
せっかくなのでどちらかに揃えたほうがよいと思いますよ〜。

Find Travel(ファインド トラベル)
http://dena.com/jp/adinfo/pdf/find-travel.pdf

オニラのひとこと

個人的にはDeNAのパレット戦略応援しています。
バイラルメディアからどのくらい嫌われずマネタイズしていくか、業界の片隅から応援しております。


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photo by Fidel und Maus 1-6 / Mel

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